浦和レッズ vs ヴィッセル神戸

大会:JリーグD1 第27節

結果:浦和レッズ 4-0 ヴィッセル神戸

場所:埼玉スタジアム2002 観衆55689


FC東京戦に続いての、イニエスタ選手欠場はさすがにショック。このまま永遠に見られないのではと思うほど運がないですが、サッカー選手に怪我は付き物。定期的に欠場することで、プレミア感が長続きするメリットもありますしね。それにしても僕がJリーグでイニエスタ選手を見られるのはいつになることやら。


そんなわけで「普通の試合」になってしまった浦和・神戸戦。23分に青木選手のミドルシュートが決まると、ペースは完全に浦和。42分には柏木選手の見事なスルーパスから、興梠選手がダイレクトで合わせたゴラッソなゴール。


後半に入っても武藤選手、長澤選手が得点を重ねての完勝。4人の選手がいろいろな形でゴール出来たことも素晴らしく、やはり多くのチャンスを作り出していたのが柏木選手。イニエスタ選手欠場の傷心を晴らしてくれるようなゴールラッシュで、スカッとさせてくれました。


逆に心配になってしまう神戸。ポドルスキ選手も低い位置でボールを受けることが多く、チャンスらしいチャンスはほとんどなし。ミスパスがタッチラインを割ることも度々あり、「バルサ化」には程遠い状況。リージョ新監督がこの試合を見てどう思ったかは、非常に気になるところ。


ACLでの中国などは、強力な助っ人外国人数人だけでも、強いチームに仕立て上げて来ますが、なかなか大物外国人を上手く活かすことができないJリーグ。大物選手を呼ぶことがリスクになってしまっては、今のビッグネーム加入の流れも一過性のものになってしまう。そうならないためにも、神戸には良い成功モデルになってもらわないと困るんですけどね。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 6

名勝負度 4.5

満足度 6

傷心度 7