火の鳥NIPPON vs アルゼンチン

大会:2018世界バレー

結果:日本 3-0 アルゼンチン

場所:横浜アリーナ


世界バレー開幕。最近のアジア大会などでも、なかなか結果が付いてこない中田ジャパン。それでも大事な開幕戦で、古賀選手や黒後選手ら若手を起用してきた中田監督。この大会もメダルを目指す大事な世界大会。ただ中田監督はその先の東京五輪に繋げる狙いもあるのではないでしょうか。


そしてその中田監督の期待に応えたダブルエース候補。フェイントなど木村沙織さんの上手さを彷彿させる古賀選手と、若さに違わず力強いスパイクを決められる黒後選手。特に黒後選手はサーブも上手く、その活躍ぶりには驚かされました。


若手の勢いあるプレーの影で、荒木選手や新鍋選手もベテランらしいプレーを披露。若手とベテランがうまい具合に融合して、日本が危なげなく快勝スタート。アルゼンチンも高さは驚異でしたが、日本も苦にすることなく、ブロックポイントも奪うことができていました。これで、長岡選手や石井選手が控えているのも頼もしい限り。


長丁場の世界バレー。中田監督のチームマネジメントにも注目です。この日の横浜アリーナもほぼフルハウスで、その半数以上が女性客。女子スポーツの発展の鍵は、女性客をいかに呼び込むかにかかっているのですが、それを体現出来ている数少ないスポーツが女子バレー。テレビ局による演出努力によるところも大きいですが、他の女子スポーツが参考にするべきところは多いのです。


試合採点

ハッスル度 5.5

見応え度 6

名勝負度 5

満足度 6

ダブルエース度 6.5