ブラサカJAPAN vs アルゼンチン

大会:ブラインドサッカーチャレンジカップ2018

結果:日本 1-3 アルゼンチン

場所:町田市立総合体育館


世界ランク2位の強豪アルゼンチンとの試合。南米アルゼンチンといえば、華麗なテクニックによる個人技を思い浮かべますが、驚かされたのがゴリゴリのパワーサッカー。日本との体格差も相まって、猪突猛進型のドリブルに1対1では潰されてしまう苦しい試合。


しかし、ドリブルやテクニックでは日本も負けていません。特に川村選手がボールを持つと、期待感が漂う日本のエース。開始2分、ゴール前での粘りから見事ゴールを決めて、日本が先制点を奪います。


しかしその後はアルゼンチンが主導権を握る展開。日本も攻撃には人数をかけずに1点を守りに。こういう親善試合でこそチャレンジできることもあるだけに、守備的な戦いには少し残念。それでもアルゼンチンの圧力に耐えきれず、前半終了間際に同点に追いつかれてしまいます。


後半に入り、日本も攻撃に人数をかけるようになりますが、時間が進むにつれアルゼンチンのパワーに消耗していく日本。キーパー佐藤選手のPKストップや、人数をかけた組織的な守備で粘りも見せましたが、その後2失点を許してしまい逆転負け。それでも世界の強豪相手に守備では可能性も感じられた日本。


しかし攻撃面ではゴールに迫る場面も少なく、アルゼンチンの強さが目立った試合でした。


久しぶりのブラインドサッカー観戦でしたが、やっぱりピンチやチャンスの場面で、声を出さないのはけっこう難しいんですよね。固唾を飲んで見つめるのがブラインドサッカー観戦の醍醐味。天候や騒音にも左右されない、インドアスポーツとしての相性も良いのかもしれませんね。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 6

名勝負度 5.5

満足度 6

ボディコンタクト度 7