大会:J1参入プレーオフ 2回戦
結果:横浜FC 0-1 東京ヴェルディ
場所:ニッパツ三ツ沢球技場 観衆12625
J1昇格プレーオフ2回戦。当然1回戦をチェックしていたであろう横浜は、大宮よりもアグレッシブな試合の入り。両チームともに攻守の切り替えも早く、球際ではバチバチの攻防。しかしゴール前に迫るシーンは少なく、一発勝負にありがちな固い試合展開になってしまいます。
こういうテンションの高い試合では小競り合いも多くなり、笛が多く試合が中断することもしばしば。こうなると見る方も集中しにくくなってしまい、この辺りのゲームコントロールも、審判にはリードしてもらいたいところ。
後半からレアンドロ選手、ドウグラス選手を投入して、ギアアップして来た東京V。しかしそれほどのビッグチャンスは作ることが出来ずに時間が経過。30分を過ぎるとさすがに横浜も時間を使い出しますが、時間稼ぎは1点取られた瞬間に、ブーメランとして自分に返ってくるんですけどね。
中断が影響しアディショナルタイムは7分。96分のコーナーキックから、キーパー上福元選手がヘディングシュート。そのこぼれ球をドウグラス選手が押し込み劇的決勝ゴール。
注目の集まる試合での凡戦は、Jリーグでよく目にする光景。この試合でも、盛り上がりの少なかった試合展開を吹き飛ばす意味でも、起死回生のゴールを見せてくれました。
劇的ゴールで勢いに乗る東京Vと、悲劇のオウンゴールでプレーオフ行きになった磐田の対戦は見もの。現状では勢いに乗る東京Vの有利に見えますが、本来なら磐田の勝点41は、残留争いする数字ではないんですけどね。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 5
名勝負度 5.5
満足度 5.5
ブーメラン度 6.5
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