大会:FリーグD1 第28戦
結果:フウガドールすみだ 3-4 名古屋オーシャンズ
場所:墨田区総合体育館 観衆1376
正月連休最後の名古屋戦ということもあり、墨田区体育館は立ち見で溢れるほどの超満員。その歓声に押される形で、試合も熱気溢れる攻防を見せてくれました。
試合開始1分で決めたすみだのカウンター。鋭いパスを3本繋ぎ、春木選手が押し込んだ見事なゴール。会場を一気に盛り上げると同時に、名古屋に「オッ」と思わせる先制パンチに成功します。
しかしそこは百戦錬磨の名古屋。全く慌てることなく立て続けに得点を重ね、あっさりと逆転。このまま名古屋の流れになりそうな展開でしたが、ここで立ち塞がったのが、すみだのゴレイロ大黒選手。スーパーセーブ連発でそれ以上の失点を許さず、ガリンシャ選手の同点ゴールへと繋がりました。
強度の強い非常に見応えのある攻防。すみだは無人のゴールからギリギリでかき出すビッグプレイも飛び出すなど、ジャイアントキリングが起こりそうな匂いがプンプンの試合展開。残り3分、すみだはパワープレーからボラ選手を投入。ラストプレーでボラ選手が強烈シュートを放ちましたが、指先で弾かれてタイムアップ。
ビッグセーブ連発・粘りの展開・会場の後押しと、名古屋に初黒星を付ける条件が整った試合ではありましたが、やはり名古屋の壁は高かった。シーズン1ヶ月を残して名古屋のリーグ1位が決定。さすがに「ぶっちぎり過ぎでしょ」とも思いますが、これは名古屋の問題ではなく他のクラブの問題。
そんな絶対王者がギリギリまで追いつめられた、白熱の試合を楽しむことが出来ました。
試合採点
ハッスル度 7
見応え度 7
名勝負度 7
満足度 7
ぶっちぎり度 8
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