大会:AFCアジアカップUAE2019
結果:日本 1-0 オマーン
場所:テレビ観戦
散々な評価だった初戦のトルクメニスタン戦。そこから多少の持ち直しも見せたオマーン戦。特に前半は南野選手が再三の決定機を作りだし、初戦からの復調ぶりをアピール。まぁ後は「決めてくださいよ」という感じですが。
裏狙いのロングボールも功を奏し、セットプレーにも工夫が見られました。特にファーサイドへのコーナーキックから原口選手のダイレクトボレーは、「これぞアジアカップ」という懐かしいプレー。解説の中山さんもコメントしていましたが、中村選手から名波選手のボレーシュートは、思い出しましたよね。
しかし、時間の経過とともに失速気味。前半終了間際には判定に助けられる決定機まで作られました。後半のサッカーについてオマーンのピム監督が、「日本にまんまとゲームを殺された」とコメント。実に的確で面白い表現。
試合の中で上手く行かなくなったとしても、ゲームをコントロールして1-0でも勝ち切る。こういうサッカーが出来るようになった日本の成長を感じますが、得点も失点もしそうにない試合ほど、つまらないものはないのです。
試合後のコメントを聞いていても、選手達自身が納得していないようなのがなにより。もし中島選手がいたら、きっと「楽しみたい」と言っているはず。大会に入ってすっかり影を潜めてしまった、森保ジャパンの代名詞「楽しいサッカー」。この先でそんな試合が一つでも見られればよいのですが。
試合採点
ハッスル度 5
見応え度 4.5
名勝負度 5
満足度 4.5
ラッキー度 7
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