栃木日光アイスバックス vs 日本製紙クレインズ

大会:アジアリーグアイスホッケー

結果:栃木日光アイスバックス 2-6 日本製紙クレインズ

場所:日光霧降アイスアリーナ


アジアリーグアイスホッケー終盤戦。ホーム開催も残り2試合ということで、通路まで立ち見でギッシリ入った霧降アリーナ。熱い応援でも有名な日光サポーターですが、これほどの熱気ぶりには驚かされましたよ。


1P、久しぶりのアイスホーケー観戦に、まずはパックの動きを追いかけるのに精一杯。ようやくスピードにも慣れてきた8分、日本製紙ポタポフ選手のロングシュートが、キーパーの肩口をかすめてゴール。その後も日本製紙の攻勢が続きましたが、日光のキーパー龍選手のファインセーブもあり、何とか1失点で抑えたという1P。


2Pに入っても勢いは日本製紙。パワープレーから立て続けに2得点を奪い、日光はたまらずタイムアウト。ここで上手く間をとった日光は、逆にパワープレーから古橋選手がゴール。反撃の狼煙を上げるとともに、満員のアリーナのボルテージもアップ。


勢いに乗った日光は再びパワープレーのチャンス。一気に形成逆転のチャンスに見えましたが、逆にここで痛恨の失点をしてしまい万事休す。どんなボールスポーツでも同じですが、奪われ方が悪いと失点に繋がってしまうもの。コートが小さいアイスホッケーはなおさらですよね。


日光はシュートチャンスにパスを選択したり、速攻のチャンスにバックパスしたりと、プレーが消極的のようにも映りました。日光サポーターからも「攻めろ」とゲキも飛びましたが、実はシュートコースを塞いだり、後ろに下げさせる、日本製紙のディフェンスが凄いんでしょうけどね。


というわけで日本製紙が圧倒し、合計8得点も見られたお得な試合。しかし、超満員の日光サポーターの前で、ミス絡みの失点も目立つなど、唯一のプロクラブとしてはちょっと残念な内容でもありました。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 5.5

名勝負度 4.5

満足度 5.5

凡ミス度 6.5