大会:JリーグD2 第5節
結果:ジェフユナイテッド千葉 1-1 京都サンガFC
場所:フクダ電子アリーナ 観衆10309
ここまで未勝利で最下位に沈む千葉。第4節という早さでエスナイデル監督を解任するなど、激震が走りました。心機一転、江尻監督に変わっての初戦。監督交代という劇薬を使った以上、絶対に勝ち点3が求められる試合。
そのことを認識しているのか、いないのか? どことなくフワッと入ったように感じられた立ち上がり。それを象徴するように、自陣で横パスをかっさらわれると、小屋松選手にゴールを決められ京都が先制。
ようやくエンジンがかかって来たのは60分過ぎから。攻め込む千葉は、76分にコーナーキックから新井選手が押し込み同点ゴール。その後は一進一退の展開が続きましたが、お互いにゴールを決めることは出来ずにドロー決着。
終了の笛の後の静まり返ったスタジアムが、千葉の現状を表しているようでした。エスナイデル監督を解任したと言っても、ハイラインで左右ワイドから攻めるサッカーは継続する様子。守備的なサッカーをするクラブの多いJ2の中で、極端ではあったものの、面白さや魅力も感じていたエスナイデル監督のサッカー。
しかし研究されると結果も付いてこなくなり、この試合でもパスを読まれている場合も目立ちました。今までのサッカーの良い所を引き継ぎつつ、弱点を修正することが出来れば、江尻監督に変えた意味も生きてくるはず。しかし、このまま結果がついてこないようだと、「サッカーの中身」まで変えざるを得なくなるかもしれませんけどね。
試合採点
ハッスル度 5.5
見応え度 5.5
名勝負度 5.5
満足度 5
心機一転度 5
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