浦和レッズ vs FC東京

大会:JリーグD1 第5節

結果:浦和レッズ 1-1 FC東京

場所:埼玉スタジアム2002 観衆39055


東京にとっては鬼門の埼スタ。なんと16年もこのスタジアムで勝てていないとか。それでも打ち合いのハデな試合になることの多いこの対戦は、見る方にとっては期待大。流行りの映画「翔んで埼玉」での因縁も重ねて見ると、一層楽しめる好カード。


しかし、その期待とは裏腹に、どうにも点が入りそうもない静かな試合展開。浦和は4バックにシステム変更し、ワンタッチパスも増えてリズムも良くなりましたが、ペナルティーエリアから先は侵入することが出来ません。


東京ディフェンスの良さが、現在首位の要因ではありますが、それでも開幕以来得点の形が見えてこない浦和の攻撃面は、けっこう深刻そう。シュートシーンすらなかなか見られない状況が続きました。


一方カウンター狙いの東京は、60分に久保選手を投入。75分にその久保選手のダイレクトパスが起点となり、オリヴェイラ選手が頭で先制ゴール。その後の東京の守備も集中し、ついに鬼門突破が見えてくる時間帯。山中選手の豪快フリーキックがバーに弾かれた瞬間に、東京の勝利を確信しましたけどね。


しかし、アディショナルタイムのラストプレー。山中選手のグラウンダーのクロスを、森脇選手が劇的な同点ゴール。地味目に見えた試合でしたが、最後は派手な結末。それにしても東京にとって埼スタはまさに鬼門。ここまで来るとちょっと怖いくらいですよ。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 5

名勝負度 5.5

満足度 5.5

鬼門度 9