結果:FC東京 4-2 横浜F・マリノス
場所:味の素スタジアム 観衆33405
1位と2位の直接対決。とは言っても東京の直近は失速気味で、ここで負けるとズルズルと行きかねない重要な一戦。逆に横浜は勢いそのままにサポーターも大挙。雨の中3万人以上が集まる注目試合となりました。
先制したのは横浜。15分に右サイドからグラウンダーのクロスをマルコス・ジュニオール選手が合わせてゴール。しかしその2分後、東京のナ・サンホ選手のシュートをキーパーが弾いてしまい、そのままゴールネットへ。結果的にこの得意が東京に勢いをもたらしただけに、横浜にとっては痛恨だった失点。
永井選手のスピードを生かしたカウンターは、試合序盤から何度も狙っていた東京。その形が実を結んだのが38分。キーパーのスローインから、永井選手のループシュートに繋がる逆転ゴール。横浜も当然ケアしていたでしょうが、それでもやられてしまった永井選手のスピード。
後半に入ってもディエゴ・オリヴェイラ選手の2ゴールをお膳立てする活躍。キーパーまでチェイシングする姿は、ロンドンオリンピックを思い出しましが、当時のように大車輪の活躍で、東京の勝利に大きく貢献。東京の狙い通りの戦いがハマったとも言えるでしょう。
一方、3点差をつけられても動かなかったポステコグルー監督。ようやくコパ帰りの三好選手を投入したのは75分。その8分後に仲川選手のゴールで1点返しましたが、時すでに遅し。あっさりとカウンターから失点してしまう、横浜の悪い面が出てしまいましたが、ハイラインの攻撃的サッカーの宿命でもありますけどね。
見る方としては、上位対決に相応しく派手な試合内容に満足。注目度の高い試合になればなるほど、塩試合が多くなる傾向のJリーグなだけに、ポステコグルー監督のようなサッカーは大歓迎ですよ。
試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 7
名勝負度 6
満足度 6.5
派手度 7
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