結果:FCバルセロナ 1-2 チェルシーFC
場所:埼玉スタジアム2002 観衆51126
「果てしなく遠い国のサッカーに興味はない」と言ったスポーツコメンテーターがいましたが、その「果てしなく遠い国」からはるばるやって来てくれたバルサとチェルシー。チケット代がJリーグの10倍だろうと、行かないわけには行きません。
中立地の日本。どちらを応援するサポーターもいないので、試合が始まってもスタジアムは非常に静か。メジャーリーグの試合を日本で開催したときにも話題になりましたが、サッカーの試合でこの静寂感は不思議な感覚。
選手の声もよく聞こえ、良いプレーには「ワー」と歓声が沸く。ラグビー会場に近い雰囲気でもありましたが、個人的にはこちらの方が好きなんですけどね。
試合は既に日本で1試合こなしたチェルシーの方が優勢。カウンターやサイド攻撃からチャンスを作り出し、34分にエイブラハム選手がダブルタッチでキーパーを交わしてゴール。80分にはロス・バークリー選手がワンステップで振り抜いたシュートが、ゴール左スミに決まり追加点。
一方バルサは前後半で選手をゴロっと入れ替えるなどテストモード全開。連携面ではまだまだといった印象でしたが、グリーズマン選手がボールを持った時の推進力は流石。正確なサイドチェンジなどでスタジアムも沸いていましたが、バルサの見せ場といえばスピードに乗ったパスワーク。
しかし、そんなシーンが見られたのは1、2回だけ。川崎戦でのチェルシーのような低調モード。それだけにアディショナルタイムにラキティッチ選手のゴラッソゴールが見られた時はスカッとしましたし、この一発でオールオッケーという試合でもありあました。
今週末にはバルサと神戸の試合がありますが、同日開催のマンCとマリノスの試合を見に行く予定。本音をいえばバルサとマンCの試合があれば、一番見たかったかも。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6
名勝負度 6
満足度 6.5
静か度 7
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