大会:日本代表国際試合
結果:日本 86-83 ドイツ
場所:さいたまスーパーアリーナ 観衆18355
ワールドカップ前の強化試合。世界ランク48位の日本に対し、22位の格上ドイツが相手。「八村効果」もあり、さいたまスーパーアリーナは18355人の観衆で熱気ムンムン。横綱の始球式から大いに盛り上がりを見せていました。
試合は序盤からドイツペース。着実に得点を重ねて、ゴール下も強い強豪。八村選手がド派手なプレーで得点を決めても、全く動じることなく点を取り返す冷静なチーム。リバウンドも強いので、外からのシュートも迷いがありません。
そんなドイツペースにハマり、最大12点差をつけられる苦しい展開。その流れを変えたのは、やっぱり八村選手。第3Q中盤に決めた豪快ダンクで、ようやく日本の追い上げムード。
もちろんこの試合31得点と、日本の得点源だけでなく、守備でもブロック、リバウンドと大活躍の八村選手。素人が見ても「凄さ」が分かるほど、別次元のプレーに驚かされるばかり。
しかし、試合後の渡邊選手のコメントのように、八村選手一人の力だけでは勝てないバスケットボール。怒涛の追い上げるを見せる中、この試合日本が初めて逆転のフリースローが決まったのが、残り1分45秒。そして勝利を決定づけるシュートを決めた篠山選手。あの場面で決めて見せたフローターシュートには、心底シビれましたよ。
ワールドカップ出場。NBAドラフト1巡目指名プレーヤー誕生。さいたまスーパーアリーナが満員。そして格上ドイツを逆転で撃破。急速に変わっていくバスケットボール日本代表。まさに「プロ化」に勝る強化なし。ワールドカップも大いに期待を抱かせてくれた試合なのでした。
試合採点
ハッスル度 8
見応え度 7
名勝負度 7
満足度 8
痺れた度 7
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