結果:日本 2-0 ミャンマー
場所:テレビ観戦
移動距離・環境・宗教・文化。「サッカー以外」でいろいろな過酷さのあるアジア予選がスタート。世界で最も楽な予選地域と言われていますが、ヨーロッパの中堅国くらいでも、けっこう苦戦するんじゃないですかね。オーストラリアもここまで苦労するとは思っていなかったと思いますよ。
しかしそれも最終予選の話であって、2次予選まではさすがに「サッカー」での差が開きすぎ。そんな相手に日本はガチメンバーのスタメン。初戦ということを考えて「手堅く」来た森保監督。
鍵となるは「先制点」。過去の予選初戦も、なかなか得点が入らず自ら苦しい状況に陥っただけに、16分という時間に決めた中島選手のゴールで勝負アリ。ドリブルからのカットインで右上に豪快ゴラッソ。これから始まる長いアジアの戦いで、日本の中心になっていくであろう中島選手。マスコミ的には久保選手になってほしいでしょうけどね。
その10分後に南野選手の追加点で勝負は完全に決しますが、その後の日本は尻窄み。シュートを外すたびに、試合のクオリティも下降の一途。30本近いシュート数と同じくらいあったセットプレーも、単調なボールばかり。ミャンマー唯一のチャンスだったセットプレーの方が工夫が見られ。ああいう「サインプレー」、日本も以前はよく見られたんですけどね。
大迫選手が受けた後からのチャージも、小野伸二選手が受けたファールを思い出して肝を冷やしました。相手のレベルが低いほど、悪質なプレーで怪我のリスクがあるのもアジア予選の怖いところ。
まぁ何より、勝つか負けるか分からないから試合は面白いわけで。その点はまったく期待できないアジア2次予選。それでも以前より、「勝てば何でもいい」という人は減って来ている印象。勝ちながらも「あーだこーだ言う」。サッカー文化も成熟しつつあるのかもしれませんね。
試合採点
ハッスル度 4
見応え度 5
名勝負度 4
満足度 6
手堅い度 7
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