東京武蔵野シティFC vs FC今治

大会:JFL 第21節

結果:東京武蔵野シティFC 1-3 FC今治

場所:味の素フィールド西が丘 観衆1383


吉武サッカーのファンだった自分にとって、今治の吉武監督が解任の憂き目にあったことは大ショック。その後小野監督に変わり、今治がどんなサッカーをしているのかは大いに興味があったところ。ただ意外とJFLに関東のクラブが少なく、ようやく東京で見られる武蔵野戦。


試合は序盤から一進一退の展開。今治は35分に左サイドからショートパスをつないでゴールに迫ります。シュートはキーパーの正面でゴールにはなりませんでしたが、前半の見せ場は両チーム合わせてこの一本くらい。


試合が動いたのは52分。今治のロングスローの流れから、左サイドからのクロスを桑島選手が頭で合わせて先制。58分には再びロングスローから、ゴール前での競り合いで今治がPKを獲得。


62分にはカウンターからまたしてもPKを獲得。今治でPKと言えば、駒野選手に蹴って欲しいと思ってしまいますが、ともに内村選手が落ち着いて決めて3点のリード。前半の膠着状態から一転、一気に試合を優勢に進める今治。


それでも72分、武蔵野が反撃。田口選手の反転からの素晴らしいボレーシュートを放ちますが、クロスバーに弾かれ得点ならず。そのすぐ直後にはキーパーと一対一の場面を、今度は冷静に流しこみ追撃の得点。


その後もクロスからチャンスを作る武蔵野の攻勢が続きましたが、まだ2点差の余裕がある今治が凌ぎきりタイムアップ。着実に2位をキープして、サッカーにも堅実さが見られた小野監督の今治。ただ確実に吉武監督の特殊なパスサッカーの色は消えつつあり、淋しさも感じてしまうんですけどね。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 6

名勝負度 6

満足度 6

堅実度 6.5