結果:ジョージア 71-9 ナミビア
場所:東京スタジアム 観衆48354
サッカーならバルセロナを見たいように、ラグビーならオールブラックスが見たい。もちろん世界ランク1位の優勝候補ニュージーランドの愛称。その対戦相手のナミビアは、世界ランク23位とワールドカップ出場国の中で最下位。ランキングで言えば最強国と最弱国の対戦となった試合。
そうなると、どうしてもナミビアに肩入れしたくなります。この大会でも前半のうちに勝敗が決してしまう試合も多いため、試合が面白くなるかはナミビアの奮闘次第。
試合開始3分、ナミビアはハーフウェイ付近からペナルティキックを選択。これが決まり先制点はナミビア。先制パンチに成功した形でしたが、ニュージーランドは慌てることなくファーストアタックであっさりと逆転。
しかしナミビアは、距離に関係なくペナルティゴールを積み重ねていく作戦。これが功を奏して、30分を過ぎて10ー9と大健闘。ニュージーランドはイエローカードで一人少なくなり、「まさか」が起こりそうな予感も。しかしここからニュージーランドが自力を発揮。数的不利を物ともせずに、前半のうち2トライを決め引き離します。
後半に入ってもニュージーランドの勢いは止まらず。スピーディーなパスワークと、テクニックでナミビアを圧倒。席が逆サイドのゴール裏だったため、後半はほとんど豆粒状態で見えなかったんですけどね。
こうなると後はナミビアが1トライを決められるかどうかが焦点。ナミビアがチャンスの場面での、スタジアムの一体感は凄かった。それでもニュージーランドの牙城を崩すことは出来ず、こうも1トライが遠いものかと痛感。それでもペナルティゴールを選択し続けたナミビアが、最後の最後でトライを目指した時には、もちろん大拍手でしたよ。
試合採点
ハッスル度 5
見応え度 6
名勝負度 4.5
満足度 7
遠い1トライ度 7
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