大会:FIFAワールドカップカタールアジア2次予選
結果:日本 2-0 キルギス
場所:テレビ観戦
まずビックリさせられたピッチコンディション。芝生のハゲた部分に、緑のペンキを塗る光景なんて初めて見ましたよ。日本代表の新しいユニホームが緑色にならないか心配になりましたが、まぁこれもアジア予選の醍醐味。ただキルギスの選手も滑っていましたから、ホームアドバンテージにはなってないですけどね。
そんなピッチ状態に日本も悪戦苦闘。グラウンダーのパスより浮き玉のパスを多用しているように見えましたが、やはり鋭いクサビのパスが入らないと、なかなかスイッチも入りません。
そんな中、逆にカウンターからチャンスを作るキルギス。32分には左サイドを突破され、決定的なシュートを権田選手がファインセーブ。その後も何度かチャンスを作るキルギスとイーブンな展開。アゥエーの雰囲気もあり、このまま試合が進むと嫌な展開になりそうだった41分。南野選手がPKを獲得し、日本が先制。
やはりこの先制点が大きかった。この1点がなければ、どうなっていたか分からなかったくらいピンチの場面も多く、権田選手の活躍が目立った試合。
それでも、53分には原口選手がフリーキックを決めて勝負アリ。なかなか狙い通りのパスを回せないピッチ状態の中で、セットプレーからキッチリ得点を取れたことは日本の強み。フリーキッカーのイメージの少ない原口選手が、ここ最近決めているのも興味深いですけどね。
森保監督の選手交代が遅いのも、相変わらず気になるところ。内容的にもアジアカップを思い出すような低調な試合でしたが、まぁ長丁場のアジア予選。こういう試合もあるでしょう。
それより気になるのは、ここ最近の中島選手の状況。所属クラブでも試合に出られておらず、最近の日本代表戦でも存在感が減少気味。ついにはスタメンからも外れてしまいましたが、途中投入でも以前の躍動感は見られず。森保ジャパンの躍動感と中島選手の躍動感はイコール。一時的な不調であればよいのですが。
試合採点
ハッスル度 5.5
見応え度 5.5
名勝負度 5.5
満足度 5.5
緑のペンキ度 7
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