大会:AFF E-1サッカー選手権2019
結果:日本 2-0 中国
場所:テレビ観戦
E-1選手権開幕。初戦の中国は、近年「帰化作戦」によって代表強化中。エウケソン選手やイェナリス選手らが加わって、どれくらい強くなるのかは非常に興味があったところ。しかし、中国も今大会は日本と同じように若手主体のようで、帰化選手と対戦できなかったのはちょっと残念。
森保体制2度目の3バックでスタート。Jリーグから中2日という過密日程を考慮しても、パスミスや連携ミスが目立つ日本。中盤の橋本選手と井手口選手は似たタイプということもあり、配球役不在だったことも単調なパス回しだった要因か。ボランチのどちらか一方は、大島選手のようなパスを出せる選手の方がいいと思うんですけどね。
ベネズエラ戦の悪い流れを引きずるような展開でしたが、そんな中で先制点が生まれたのが29分。上田選手→森島選手→鈴木選手と、ダイレクトパスを絡めた前線の3人のコンビネーションで生まれたファインゴール。この試合唯一の見せ場とも言えるシーンでした。
60分にもコーナーキックから三浦選手のゴールで追加点を奪いましたが、中国ゴールに迫る場面は少ない日本。せっかく日本代表として与えられたチャンス。失敗してもいいから、積極的なチャレンジをどんどん見せて欲しいもの。年代別の代表では出来るのに、フル代表になると慎重になってしまうのはなぜなのか。そこで普通に「勝負」できるからこそ、久保選手や堂安選手は一段上のレベルにいるのでしょうね。
そん中でも遠藤選手や森島選手は、持ち味を発揮。終盤バタバタしましたが、勝ち切れたことも大会初戦としては上々。ただ、いつも通り交代のタイミングは遅く、カードも一枚残した森保監督。過密日程の中でのチームマネジメントでしょうけれど、今このメンバーで一番見たい人が多いであろう仲川選手を、温存してしまうのもどうなんですかね?
試合採点
ハッスル度 5
見応え度 5.5
名勝負度 5.5
満足度 5.5
単調度 6.5
0コメント