バルドラール浦安ラス・ボニータス vs エスポラーダ北海道イルネーヴェ

大会:日本女子フットサルリーグ 第7戦

結果:バルドラール浦安 10-2 エスポラーダ北海道

場所:浦安市総合体育館 観衆1186


女子フットサルリーグの最終節。浦安は全日本選手権を優勝し、この試合で勝利すればリーグ1位も決定するシチュエーション。クラブが「1500人満員プロジェクト」を発動する最高のタイミングでもあり、その甲斐あって観衆1186人と活況だった浦安アリーナ。


いろいろな女子スポーツの多くが集客に苦戦していますが、その中でも特に女子フットサル会場は淋しい風景。浦安の選手達も、普段はトップチームのボールパーソンをやったり、日本代表の活動もほとんどないので、日の目が当たることの少ない女子フットサル。だからこそこの日の会場風景には、嬉しくなってしまうもの。


そんな状況で、気合い十分な浦安の選手達。開始早々カウンターから伊藤選手が先制すると、あっという間に2得点。浦安市民としては最終的には浦安に勝って欲しいのもありますが、それ以上に好勝負を見たいので、北海道の反撃にも期待。


すると10分、ファー詰めから千葉選手のゴールで1点返すと、その後も粘り強く食らいつていく北海道。前半終盤時点で3-2と、なかなかの好勝負。ただ前半のラストプレーで浦安が追加点を決めたことが、この試合の流れを決定づける得点になりました。


後半早々またしても伊藤選手がゴールを決めると、その後は主導権を握った浦安。ダイレクトパスを繋いだゴラッソゴールも飛び出すなど、完全に北海道を圧倒。15番の伊藤選手は抜群のキープ力で、この試合最も目に付いた選手。ハットトリックも決めてMVP級の活躍。


北海道もパワープレーで最後までファイティングポーズをとり続けましたが、さすがにこの試合に対するモチベーションの差は歴然だったでしょうね。パワープレー返しからキリよく10得点で、リーグ1位の実力を見せた浦安。この後上位3チームによるプレーオフが行われますが、この日の試合会場のような、「熱気」の中でプレーさせてあげたいもの。準決勝が1月18・19日駒沢で、決勝が25・26日に名古屋で行われますので、お近くの方はぜひ。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 6

名勝負度 5

満足度 6.5

日の目度 7