大会:国際親善試合
結果:日本 1-0 コートジボワール
場所:テレビ観戦
コートジボワールとの対戦は、あのブラジルワールドカップ以来だとか。あの時の敗戦のインパクトは、「衝撃的な試合ワースト3」に入るくらい記憶に焼き付いている試合。ちなみに残り2試合は、ドイツワールドカップのオーストラリア戦と、もちろんドーハの悲劇。
そんな強豪コートジボワール相手に森保監督は7人を入れ替え。逆に2試合連続でスタメン起用となった、吉田選手、冨安選手、柴崎選手の3選手の信頼度の高さが伺えます。
4-2-3-1スタートの日本。これまで森保ジャパンのストロングと言えば左サイドでしたが、この試合の攻撃の起点はほぼ右サイドから。伊東選手と室屋選手とのコンビネーションもまずまずで、右サイドを崩す場面も見られましたが、ラストパスの精度は今ひとつ。鈴木武蔵選手や久保選手が中に入るタイミグも遅れるなど、前線のメンバーの連携不足も露呈気味。
逆にほとんど消えていた左サイド。久保選手も一人で打開する場面も見られましたが、サイドバックの中山選手との連携するようなシーンはほとんど無し。それでも久保選手と中島選手の違いとして、ポジショニングをしっかり守っているので、ディフェンス面では「穴」になるようなことは少ない。
これが長友選手とのコンビだったら、久保選手ももっと生きると思うのですが。今思えば中島選手の「自由」も、長友選手がだいぶフォローしていたのでしょうね。
後半はさすがにコートジボワールに押し込まれる場面も多くなりましたが、このオランダ遠征で最も収穫だったディフェンス陣。吉田選手に加え、冨安選手が世界レベルの選手に成長したことで、カメルーンやコートジボワール相手でも、全くバタバタすることが無し。ここに酒井宏樹選手が加われば、3バックでも何ら不安のないレベル。
粘り強く戦ったことで、最後は植田選手のゴールで勝利まで獲得。攻撃面では物足りなさも感じましたが、強豪コートジボワール相手にまずまずな内容だったのでは。日本代表戦もしばらくはヨーロッパ組での試合が続くことになりそうですが、そうなってくると、代表監督が日本にいることが不自然な気もするのですが。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6
名勝負度 6
満足度 6
勝って何より度 7
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