なでしこジャパン vs カナダ

結果：日本　３－２　カナダ

場所：テレビ観戦

カナダ遠征の第２戦目。なでしこジャパンの今年ラストゲームは、永里姉妹のゴラッソゴールに、鮫島選手の劇的決勝弾と、見所盛りだくさんの試合となりました。

第１戦から９人のメンバーを入れた変えたこの試合。さすがに初戦のようなスムーズなパスワークとまではいきませんが、岩渕選手のターンからのドリブル。永里選手の積極的な攻撃など、十分持ち味を発揮していました。他の選手も個々の能力は高いので、前回の川村選手のように、主力メンバーの中で一人や二人の新戦力を試すほうが、力を発揮しやすと思います。

佐々木監督も、今年は様々な若手にチャンスを与えてきましたが、やはりこのメンバーが揃うと質が違いますね。

ワールドカップ優勝メンバーから大きな変化が無いように見えますが、個々のレベルは2011年より数段成長しているように思います。解説の川上さんもおっしゃっていたように、若手の成長よりも、主力が成長し続けるすごさ。川澄選手、熊谷選手、阪口選手、宮間選手。特に大儀見選手は、当時の澤選手の域まで来ているのではないでしょうか。

ケガ人が少し心配ですが、メンバーを変えても強豪カナダに競り勝ち、人工芝でのテスト。宮間選手トップ下のシステムなど、収穫の多いカナダ遠征となりました。2014年なでしこジャパンの戦績。アルガルベカップ・準優勝。アジアカップ・優勝。アジア競技大会・準優勝

試合採点

ハッスル度　7

見応え度　7.5

名勝負度　7

満足度　7.5

収穫度　8