大会:天皇杯 決勝
結果:ガンバ大阪 3-1 モンテディオ山形
場所:日産スタジアム 観衆47829
元日の風物詩となっている天皇杯決勝。今年は来年1月にアジアカップがあるため、12月開催となりました。元旦は毎年帰省しているので、初めての天皇杯決勝戦現地観戦です。
三冠を目指すG大阪と、J1プレーオフを制した山形。ともに勢いのあるチーム同士の決勝戦となりました。G大阪が決めた宇佐美選手とパトリック選手の得点は、ともに見事なゴールでした。2枚看板がこの調子だと、来年のG大阪も止められそうにありませんね。
そして中盤の底には、JリーグMVP選手がしっかりと試合をコントロールしています。遠藤選手について今さら語るまでもないでしょうが、単純な凄さとしてボールを奪われないことです。数人に囲まれても確実に味方にパスすることで、試合にリズムが生まれます。現在34歳。本人も「サッカーは年齢ではない」と言っているように、まだまだ唸るようなプレーを見せてくれそうです。
見事三冠を達成したG大阪。長谷川監督のもとJ2からの昇格1年目で、この成績は本当に素晴らしいですね。しかしもともとは地力のあるチーム。来シーズンは是非ともACLでのタイトルに期待したいです。
一方、J2から決勝までのぼりつめた山形。この試合でも「山の神」山岸選手のファインセーブが光っていました。それだけに序盤の失点は痛かったです。山形のやりたいサッカーを、G大阪にやられてしまった感じでしょうか。しかし1点を返した後は勢いも出て、持ち前のハードワークで相手選手達を苦しめていました。惜しくも敗れてしまいましたが、十分にJ1でもやれることを、見せてくれたのではないでしょうか。
試合採点
ハッスル度 5.5
見応え度 6
名勝負度 5.5
満足度 6
風物詩度 6
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