久光製薬スプリングス vs 日立リヴァーレ

大会:皇后杯 決勝

結果:久光製薬スプリングス 3-0 日立リヴァーレ

場所:東京体育館 観衆2700


この季節になると、いろいろな大会の決勝戦が続きます。サッカー天皇杯の翌日は、バレーボールの皇后杯決勝戦に行ってきました。


この大会2連覇中の久光製薬と、リーグ戦では唯一久光に黒星をつけている、日立リヴァーレの対戦となりました。地力に勝る久光は、序盤から優位に試合を進めていきます。第3セットは一時逆転されましたが、まったく慌てることのない姿は、女王の風格が漂っていました。


左の長岡選手と右の石井選手。左右のスパイカーの存在は、久光の強力な武器ですね。なんとか一矢報いたい日立も、第3セットは意地を見せてくれました。栗原選手も当たり始め、何回続いたかわからないほどのラリーを制した時は、逆転の予感も感じさせるほどでした。このセットを取れていれば、勝敗の行方はわからないものになっていたでしょう。


それにしても内瀬戸選手のドライブサーブは、すごい迫力です。結果は久光の圧勝でしたが、局面局面では痺れるようなラリーも続き、見事なレシーブの応酬など、決勝戦の名に恥じない試合内容だったのではないでしょうか。ちなみに、この試合で国歌斉唱をつとめた手嶌葵さん。独特の雰囲気でしたが、とても素晴らしい歌声でした。


試合採点

ハッスル度 5

見応え度 6.5

名勝負度 5

満足度 6

ラリー度 6.5