SAMURAI5 vs クロアチア

大会:国際親善試合

結果:日本 1-1 クロアチア

場所:駒沢オリンピック公園体育館 観衆1912


年に1度あるかないかのフットサル日本代表戦。もっと多く、国内での試合を見せてほしいものです。そんなわけで貴重な国際親善試合、クロアチア戦を現地観戦です。


クロアチアの選手達はとにかく大きいです。日本選手との体格差は歴然。体の強さを生かしたプレーや、時折放たれるロングシュートは、強烈そのものでした。しかし連携不足からかパスミスも多く目立ち、テクニックでも日本のほうが上に見えました。


フットサルではフィジカルの強さよりも、俊敏さが生きる場面が多く見られます。その意味ではサッカーよりも、日本人に向いているスポーツなのかも知れません。日本代表は、森岡選手を中心に何度もゴールに迫るものの、ポストに嫌われるなど、あと一歩で決めきれません。


決定機の数ではクロアチアとほとんど互角。どちらに転ぶかまったくわからない展開が続きました。それだけに、加藤選手が均衡を破るゴールを決めたときは、会場が大いに盛り上がりました。


試合時間残り3分ごろから、パワープレーの応酬になります。1秒あれば点が入るフットサルは、最後の最後まで目が離せません。がら空きの日本のゴールの横を、ボールが転がっていく光景は、本当にスリリングでした。代表戦の雰囲気も感じられ、フットサルの醍醐味を十分楽しめた試合でした。この試合の模様は、後日テレビ放送されるようです。もっと多くの人に、フットサルの「観る」面白さも知ってもらいたいですね。


試合採点

ハッスル度 7

見応え度 6.5

名勝負度 6

満足度 7

スリリング度 7