大会:FIFAクラブワールドカップ 決勝
結果:レアル・マドリード 2-0 サン・ロレンソ
場所:テレビ観戦
FIFAクラブワールドカップの決勝戦は、欧州王者のレアル・マドリードと、南米王者のサン・ロレンソとの対決となりましたが、クラブの世界一を決める試合としては、あまりにもお寒い試合内容でした。
アルゼンチンのサン・ロレンソは、ロングシュートくらいしか攻め手がなく、ほとんど得点の匂いが感じられる攻撃はできませんでした。確かにレアルの守備も良いのでしょうが、これだけ実力差がある決勝戦も珍しいと思います。
一方のレアル・マドリードも、2得点した後はのらりくらりと試合を進めるだけでした。ワールドカップで大活躍を見せたハメス・ロドリゲス選手。これだけのスター選手達の中に入ると、その輝きも薄れてしまうのでしょうか。
ともかく、チャンピオンズリーグ決勝戦とは大違い。試合内容、試合の質はもちろんのこと、なにより選手達の気合いの入り具合が違います。クラブの世界一を決める大会は、まちがいなくチャンピオンズリーグ。
ヨーロッパの人達は、この大会をどのような位置づけで見ているのか気になるところです。しかし、くみしやすい相手に6億円とも言われる優勝賞金。おいしい大会であることは間違いないでしょう。
もう一つ気になるのは、解説者達の過剰なリアクション。「これが世界のプレーですよ」と演出しているのでしょうが、トヨタカップ時代ならまだしも、今では普通にヨーロッパリーグが観れる時代。解説者がびっくりすればするほど、冷めた気持ちになるのは僕だけでしょうか?
試合採点
ハッスル度 4
見応え度 5
名勝負度 4.5
満足度 4
大会の意義度 4
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