千葉ジェッツ vs 熊本ヴォルターズ

大会:NBL 第13節

結果:千葉ジェッツ  65-73 熊本ヴォルターズ

場所:市川市塩浜市民体育館 観衆1417


国際大会に出られなくなってしまった日本のバスケットボール界。僕もこの問題が出るまで、日本に2つのトップリーグがあることを知らなかったくらいの知識なので、偉そうなことは言えませんが、その2つのリーグのうちの1つ「NBL」の観戦に行ってきました。


残り5分を切った段階で60-60の大接戦。しかし、最後の最後で少し差がついてしまった試合展開でした。千葉で断然目立っていたのが、バレル選手。試合開始早々、負傷交代してしまいますが、復活した後はまさに独壇場でした。リバウンドを楽々と取り、ブロックしたと思えばダンクも決める。フリースローだけはちょっと苦手でしょうか。


熊本では松崎選手のドリブルがすごかったです。試合後半での鋭い動きは、千葉の選手達を苦しめていました。もう少しシュートが決まっていれば、もっと楽な展開になっていたかもしれません。


もう一つ印象に残ったのが、チアリーダーの人達の凄さ。色々なスポーツでチアリーダーが華を添えていますが、バスケットほど、チアリーダーの活動量の多い種目はないかもしれませんね。白熱した試合と同じくらい、楽しませてくれました。


さて、日本のバスケットボール統一リーグ問題ですが、似たような事例として、ボスニアのサッカー問題がありました。民族間の対立から、ボスニアにも3つのサッカー協会が存在し、FIFAから国際大会への出場禁止を警告されていました。そこで間を取り持ったのが、元日本代表監督のイビチャ・オシムさんです。


オシムさんは見事3つの民族を1つにまとめ、国連でも成しえなかった問題を解決するに至ったのです。ボスニアの民族問題と比較すると、日本の場合はなんとも次元の低い問題に思えてしまうのですが・・・ はたして日本バスケットボール界にも、オシムさんのような人物はいるのでしょうか。ボスニアが解決できて、日本に解決できない理由はありませんよね。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 6

名勝負度 6

満足度 6

活気度 7