大会:全日本高等学校女子サッカー選手権大会 準決勝
結果:常盤木学園高校 1-1(PK5-4) 藤枝順心高校
場所:テレビ観戦
昨年の準決勝と同じ対戦となった試合は、昨年同様劇的な展開となりました。それにしても驚かされるのは、選手達の技術の高さ。年代別の代表選手たちはもちろんのこと、それ以外の選手たちも、しっかりとした技術に感心させられます。
高校生なので、当然ミスも多くあるのですが、「こういうパスを出したい」「こうやって得点をしたい」と狙いがはっきり分かるので、見ていてとても気持ちがいいです。U-17ワールドカップMVPの杉田選手。この試合でもさすがのテクニックを見せていました。
しかしサッカーの場合、テクニックは上のカテゴリーへ行くほど、通用しにくくなって行きます。男子も女子も、世界で活躍する選手は「上手い選手」よりも「強い選手」。杉田選手も、この先いろんな壁にぶつかって、「上手くて強い選手」になってもらいたいです。
試合は昨年とまったく逆の結末に。アディショナルタイムに点が入るのは、最後まであきらめない証拠ですからね。前半から、お互いの気持ちが伝わるハイレベルな好ゲームでした。
TBSは、応援団をクローズアップしたり、すぐ選手のアップを映したり、なかなか試合自体を見せてくれません。まだ歴史の浅い高校女子サッカーを、他の角度から見せようとする演出だと思われますが、「試合内容」だけでも、十分面白いことを証明してくれた試合でした。
試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 6.5
名勝負度 7
満足度 7
テクニック度 7
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