ついに解任の憂き目にあってしまったアギーレ監督。先日のアジアカップでは、徐々にアギーレカラーも出始めていただけに残念に思います。この決断が吉と出るか凶と出るか、全ては後任監督次第。しかし、今巷でささやかれている後任候補者の名前を見ると、本当に心配になってしまいます。
なぜJリーグがらみの名前しか出てこないのか。残念ながらJリーグはACLで結果を残せなくなっています。アジアで勝てない監督が、世界のベスト8を目指せるのでしょうか。そして意外と多い日本人監督待望論。世界で活躍する日本人選手は増えてきました。それでも世界のトップレベルの選手とは、まだまだ差があるように思います。
その選手以上に、世界と大きな差があるのが監督でしょう。ヨーロッパのトップリーグで、活躍している日本人監督は一人もいないのですから。
しかし、気になる日本人監督も確かにいます。前U-17代表監督の吉武博文さんもその一人です。2013年に見た、U-17ワールドカップでの吉武ジャパンは衝撃でした。2倍速で見ているかのような素早いパスサッカー。後半相手選手のほとんどが足をつってしまうほど、日本が強く見えるサッカーを披露してくれました。あの華麗なパスサッカーをフル代表でも見られるなら、吉武監督は面白いと思います。
他競技では、フットサルのミゲル・ロドリゴ監督。ラグビーのエディー・ジョーンズ監督。「よくぞ見つけてくれました」と言いたくなる人選です。世界には、有名でなくとも優秀な監督はいくらでもいます。手短かな所から探すのではもったいない。日本が目指しているのは「世界」なのですから。
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