日本 vs チュニジア

結果：日本　２－０　チュニジア

場所：テレビ観戦

アギーレ監督解任当初、マスコミに出てくる監督候補者の名前に不安を覚えたものです。当然その中に「ハリルホリッジ」という名前は出て来ていませんから、日本サッカー協会は、マスコミよりも数段レベルが高いと言えるでしょう。

しかしこの選択が成功だったかはこれから次第。ハリルホリッジ新監督の手腕を、しっかり見届けていきたいと思います。さて、ようやくロンドン世代が頭角を表してきた先発メンバー。両ウイングにスピードのある選手を配置して、独自色も打ち出してきました。スピードと守備をテーマに掲げたハリルホリッジ監督にとって、永井選手はうってつけの選手かもしれません。

ロンドンオリンピックを彷彿させるような、前線からの守備も光っていました。初出場選手の堅さもありましたが、清武選手と永井選手のコンビネーションも良く、球際も激しい、なかなか味のある前半戦でした。

しかし、出来ればこのメンバーでの得点が見たかったですね。いつのまにか「いつものメンバー」に戻っていた、アギーレジャパンの二の舞はご免です。後半に入ると、岡崎選手、本田選手が貫禄のゴール。まだまだ世代交代はさせないというアピール十分です。香川選手も代表ではなかなかトップ下で起用されることがありませんでしたが、ようやく念願叶うでしょうか。清武選手とのトップ下争いにも注目です。

それにしても、後半から続々入って来た交代メンバーの豪華なこと。というわけで、ハリルホリッジ監督の初戦は見事な勝利。テレビ画面からは激しい気性も垣間見えました。内田選手を起用したのには驚きましたが、全選手を使うと明言した第２戦はどんなスタメンで行くのでしょうか。注目のウズベキスタン戦は現地観戦です。

試合採点

ハッスル度　6

見応え度　6.5

名勝負度　6

満足度　6.5

スピード度　5.5