大会:JリーグD2 第7節
結果:ジェフユナイテッド千葉 2-0 大宮アルディージャ
場所:フクダ電子アリーナ 観衆11580
サッカー観戦で服装を間違えると、とんでもないことになります。春の陽気には程遠く、薄着の体に真冬の風が吹き付けてきます。この日ばかりはゴール裏で体を動かすサポーターに、加わりたい気持ちになりました。
千葉の陣形は非常にコンパクトです。そのため中盤の密集度がすごいのですが、当然接触プレーも多くなります。球際の激しいプレーは見応えありますが、その都度プレーが止まるのは問題です。面白い試合と、アクチュアルプレーイングタイムの長さは比例しますからね。
後半30分までは、スコアレスドローも覚悟する試合展開に。その直後に生まれた井出選手の2得点。特に2点目は素晴らしいゴールで、そこまでの流れも見事でした。スコアレスでも面白い試合はありますが、やはりゴールはサッカーの醍醐味。
そのゴールが素晴らしければ、さらに試合の印象は良くなるものです。逆に心配になったのが大宮です。得点の匂いがしたのはセットプレーくらいでしょうか。戦力やクラブ力からいっても、昇格争いをしないといけないチームです。J2では得意の「残留力」を、発揮する場のないようにしたいですね。
今日も1万人以上の観衆が集まり、対戦相手や環境もJ1となんら変わりありません。しかし千葉にとってはこの環境の良さが、J2に長居をしている要因かもしれません。今シーズンは、何が何でもプレーオフは避けたいところでしょう。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 5.5
名勝負度 5
満足度 6
密集度 6.5
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