結果:浦和レッズ 2-1 名古屋グランパス
場所:埼玉スタジアム2002 観衆29803
今シーズン初の埼玉スタジアム観戦となりました。観客席の風景は昨年と変わらぬまま。選手入場時の弾幕や、ゴール時にたなびく大旗の光景を、楽しみにしている人も多いはず。色々な意見もあると思いますが、以前の埼スタの姿に戻ることを、心待ちにしている一人です。
前線にこれだけのタレントが揃っていながら、なかなか攻撃の形が見えない名古屋。ノヴァコヴィッチ選手の高さや、永井選手のスピードをなかなか生かすことができず、繋ぎの部分でも単純なミスが多く見られました。
意地の一点は返せましたが、カップ戦では好調なだけに、名古屋サポーターはモヤモヤが募る思いでしょう。逆に得点差以上の内容だった浦和。前半最後に関根選手、後半頭に武藤選手のゴールが決まり、得点の時間帯が理想的でした。
サイドアタッカーがキーになっている、ペトロヴィッチ監督のサッカー。ここ最近スタメンが続いている関根選手も、期待通りの活躍を見せてくれています。
名古屋が2トップに変え、点を取りに出てきたため、浦和はスペースを突いて、面白いように攻撃を仕掛けることができました。 中盤の柏木選手はもちろん、キーパーからも攻撃の起点になることができます。西川選手のキラーフィードが、何度も会場をどよめかせました。
最後の失点は余計でしたが、完勝といえる内容だった浦和。しかし、国内での強さを見せれば見せるほど、悔やまれてくるのがACLでの敗退。
Jリーグの首位を走るチームが、アジアで1勝も出来ていないという現実。かといって、ACLを勝ち抜く力のあるクラブも限られています。その筆頭であるはずの浦和レッズ。やはりACLの借りは、ACLで返すしかないでしょう。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6
名勝負度 5
満足度 6
逆襲度 6
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