結果:ジェフユナイテッド千葉 0-2 ジュビロ磐田
場所:フクダ電子アリーナ 観衆15051
シーズン序盤とはいえ、1位と3位の上位対決。J2屈指の好カードに、天気も快晴ということもあり、フクアリは15000人以上の観衆で満員。最高の雰囲気の中での試合観戦となりました。
両チームとも気合いは十分。激しい玉際の争いに、ベンチも含めヒートアップしすぎることもしばしば。審判も試合をコントロールするのに苦労している様子でした。お互いの特徴として、ボール奪取能力の高さがあります。バイタルエリア付近でのプレッシングがお互い激しいので、序盤はなかなかシュートまで持ち込めません。
そんな中、千葉にエアポケットのようなスキが生まれ、ジェイ選手にゴールを許してしまいます。後半に入ると、千葉の攻勢が続きます。何度もサイドを深く切り込むものの、最後の精度がいまひとつ。磐田の固い守備もありましたが、あそこまでえぐったら、決めたいところでした。
しかし今日の主役は磐田のキーパー、カミンスキー選手でしょう。千葉の決定的なシュートを、再三のファインセーブ。うまく時間を使うタイミングも抜群。やはりキーパーが良いと試合が締まります。最近はノイヤー選手の影響で、守備範囲を広げるキーパーが増えていますが、やはり一番は安定感。ビッグマッチのビッグセーブは、勝敗に大きく影響しますからね。
前がかりになっていた千葉の裏を突いて、松井選手のスーパーゴールが炸裂。ここで勝負ありでした。磐田の試合を全て見ているわけではないですが、名波監督はプレーヤー時代とは逆に、意外と堅実なサッカーを目指しているのかもしれません。そして少し痛い連敗になってしまった千葉。自動昇格を目指すなら、前節のような取りこぼしをいかに減らせるかが、鍵になってくるでしょう。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6.5
名勝負度 6
満足度 6
玉際度 6.5
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