大会:平成27年全日本柔道選手権大会
優勝:原沢久喜
場所:日本武道館
日本が世界トップを誇れる数少ない競技の一つ、柔道。外国人選手のコメントで「なぜ日本は次々と強い選手が現れるのか」という言葉を聞いたことがありますが、サッカーでのブラジルに対して抱く思いと同じです。なぜ世界トップでいられるのか、他の競技でもヒントになることがあるはずです。柔道日本一を決める大会。外国の方も多く観戦に訪れていた、全日本柔道選手権大会を現地観戦です。
それでは四回戦からの感想を一言づつです。
四回戦
高橋和彦 ●-○ 原沢久喜
膠着状態が続くなか、原沢選手の内股が見事に決まり一本。
四回戦
王子谷剛志 ○-● 上田轄麻
組み手争いの消耗戦の中、王子谷選手の出足払が有効。
四回戦
西潟健太 ○-● 石井竜太
1分26秒間お互い技の掛け合いに。最後は西潟選手の合技一本でしたが、これぞ「一本柔道」という試合に大満足。
四回戦
上川大樹 ●-○ 七戸龍
開始12秒、七戸選手の電光石火の大内刈が炸裂。
準決勝
原沢久喜 ○-● 王子谷剛志
王子谷選手の終盤の追い上げ実らず、終始積極的に攻め続けた原沢選手の優勢勝ち。
準決勝
西潟健太 ●-○ 七戸龍
この大会で、一番魅力的に見えた西潟選手の柔道。しかし七戸選手の鋭い小外刈が決まり、準決勝で姿を消しました。
決勝
原沢久喜 ○-● 七戸龍
コンタクトが外れるアクシデントがあった七戸選手は、最後に攻めきれなかったのが悔いが残るでしょうか。原沢選手の返しの小外刈が決まり有効。見事優勝となりました。
大会採点
ハッスル度 6
見応え度 6.5
名勝負度 6
満足度 6
柔よく剛を制す度 5.5
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