結果:ユベントス 1-3 バルセロナ
場所:テレビ観戦
チャンピオンズリーグのホーム&アウェイ方式は、実力通りの結果になりやすく、ワールドカップよりも番狂わせの起こりにくい大会方式です。しかし決勝戦だけは一発勝負。運も左右する、どちらに転ぶか分からない最高の舞台。今年はこの勝者が日本にやって来るわけですから、他人事ではいられない大注目の決勝戦です。
開始4分、フットサルを見ているようなゴールが決まった瞬間、バルセロナの華麗なプレーに感動を覚えつつも、これで試合が決まってしまうのか、決勝戦にふさわしくない一方的な試合になってしまうのかと、心配にもなりました。
しかし、ユベントスも決勝まで勝ち上がってきたチーム。ブッフォン選手の再三のビッグセーブで、粘り強く流れをたぐり寄せ、後半10分、シュートのこぼれ球を、モラタ選手が押し込み同点としました。
正直両チームの実力には差があると見られていましたが、この決勝戦を緊迫した好ゲームにしたのは、やはりユベントスのがんばり。一時はバルセロナを慌てさせるなど、大いにイタリアの意地を見せてくれました。
それでもやはりバルセロナ。メッシ・ネイマール・スアレスの3トップは反則ですね。それぞれ一人でも打開できる個の力。後半23分にスアレス選手、アディショナルタイムにネイマール選手がゴールを決めて勝負ありです。
一発勝負の緊張感の中、ユベントスの勝利を予感させる時間もあるなど、ファイナルにふさわしい試合になったと思います。バルセロナも一時の低迷を完全に脱して、さらにもう一段強くなった印象も受けました。今年の年末、クラブワールドカップで日本にやって来るかと思うと、今から待ちきれない思いです。
試合採点
ハッスル度 7
見応え度 7.5
名勝負度 7
満足度 8
あっという間の90分度 8
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