埼玉西武ライオンズ vs 千葉ロッテマリーンズ

大会:パシフィック・リーグ

結果:西武 7-0 ロッテ

場所:西武プリンスドーム 観衆25631


8月も終盤に入り、涼しいくらいの気温に、夏の終わりの寂しさを感じつつ、不思議と「プロ野球を見ておかないと」という気持ちにもなります。シーズン終盤へ向けて、クライマックスシリーズ進出を掛けた、3位と4位の直接対戦を現地観戦です。


大嶺投手がピリッとしないのか、西武の勢いなのか、初回から快音を響かせる西武打線。1回は脇谷選手のしぶといタイムリーヒット。3回は秋山選手の3ランホームランが飛び出し、4回にもヒットを重ね、着実に得点を積み重ねていきました。


圧巻の活躍だったのは秋山選手。見事なホームランの他にも鋭い当たりを放つなど、一時打率3割7分台にも乗せました。守備でもファインプレーを連発。走攻守での大活躍を見せて、文句なしで今日のヒーローです。


一方のロッテは、守備でもエラーがらみの失点を許すなど、ほとんどいい所なし。鋭い打球が守備の正面を突き、運も味方しなかった日でしょうか。リリーフ陣がなんとかその後を無失点で抑えたことが、今日の試合の唯一の収穫でした。そして、高卒ルーキーながら見事な完封勝利の高橋投手。回を追うごとに調子を上げていき、気持ちも見える素晴らしいピッチングでした。


これで中村選手のホームランが見られれば、西武ファンにとっては最高の試合だったのではないでしょうか。しかし、これだけ素晴らしい1番と4番がいて、今の順位は物足りないですね。今日の試合時間は2時間35分でした。野球の試合も、3時間以内に終わってくれると、大変ありがたいです。


試合採点

ハッスル度 5

見応え度 6

名勝負度 4

満足度 5.5

ワンサイド度 7