結果:日本 6-0 アフガニスタン
場所:テレビ観戦
アフガニスタンが、ある程度攻撃してくれたおかげで、ようやくサッカーらしい試合を見ることができました。結果はカンボジア戦と同じ勝利ですが、サッカーが「結果が全て」のスポーツでは無いことをつくづく実感します。
カンボジア戦からの変更点は、武藤選手から原口選手への交代のみ。しかし、その原口選手がこの試合の最大のキーマンになっていました。左サイドでボールを受けると必ずドリブルを仕掛け、再三チャンス作り出します。ただ単純なクロスを放り込んでいただけの、カンボジア戦との大きな違いで、何より見ていて気持ちがいいです。
原口選手の活躍に、間違いなく刺激を受けたであろう武藤選手。試合後半での積極的な姿勢にも表れているように、競争がチームを強くするのは間違いありません。東アジアカップのように、全員を変えてしまうと競争意識も薄まってしまいますが、今日のような選手交代は、大いに選手同士の刺激になりそうです。
試合自体は香川選手の3点目で決まりました。それでも後半12分に岡崎選手が決めた、4点目のゴールの流れは、実に美しかったし、懐かしい感じもしました。縦に早い速攻のゴールも同じ1点ではあるものの、やはり崩し切ったゴールの価値は大きいです。「これぞ日本」という得点に、久しぶりに出会えたような気がしました。
結局6-0での快勝。もちろん相手は世界ランク130位という格下です。それでも今まで、そんな相手に苦戦して来たわけですから、この勝利はホッとしていることでしょう。内容と結果が伴った勝利に、見るほうも満足感の高い試合でした。それにしても、あのガラガラのスタジアムで「完全アウェイ」を連呼するのは勘弁してほしいです。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6.5
名勝負度 5
満足度 7
完全アウェイ度 2
0コメント