結果:ジェフユナイテッド千葉 1-1 京都サンガFC
場所:フクダ電子アリーナ 観衆8956
どちらも今の順位では物足りない実力のクラブなのですが、8月以降は共に負け無しと、徐々に上り調子の様子。プレーオフ圏内に残りたい千葉と、下位脱却を目指す京都との一戦を現地観戦です。
序盤は京都がピッチを広く使い、試合を優位に進めていましたが、前半26分、千葉の森本選手がゴール前でボールを受け、倒されながらも井出選手へラストパス。これをきっちり決めて先制かと思われましたが、シュートの前に笛が鳴っていたということでノーゴールの判定に。
千葉にとっては当然流してほしい判定でしたが、ここから攻撃のリズムも良くなって行きました。サイドチェンジなどを絡め、ボールもよく回るようになり、前半36分にはショートカウンターから、森本選手が正真正銘の先制点を叩き込みました。
追いつきたい京都は、後半早々に大黒選手を投入。この交代で再び流れが京都に傾きます。大黒選手の動きの質は流石でしたし、駒井選手のドリブル突破もキレがあって見応えありました。そして後半42分、サイドを深くえぐったクロスを大黒選手が押し込んで、土壇場で同点に追いつきます。
両チームの得点は共に相手のミス絡みで、決定的なチャンスも少ない渋い試合展開になっていました。しかし残り5分の攻防は、打って変わってカウンターの応酬へと様変わりします。アディショナルタイムには、千葉に決定的なシュートを打たれますが、京都のキーパー清水選手のビッグセーブで試合終了です。
京都は勝ち点1を拾った格好ですが、千葉にとっては痛い引き分けになってしまいました。最後の最後で試合はヒートアップしましたが、疑惑の判定などもあり、モヤモヤの残る痛み分けの試合でした。
試合採点
ハッスル度 5.5
見応え度 5
名勝負度 5.5
満足度 5
渋い度 6.5
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