なでしこジャパン vs オーストラリア

大会:リオオリンピックアジア最終予選2016

結果:日本 1-3 オーストラリア

場所:キンチョウスタジアム 観衆4988


男子の次は女子。リオ五輪の出場権を懸けた戦いがいよいよ始まりました。たった2枠を争う非常に厳しい条件。フットサル代表のまさかの敗退を目の当たりにすると、つくづく勝負の厳しさを思い知らされます。何が起こるかわからないアジア最終予選、大事な大事な初戦を現地観戦です。


相手はオーストラリア。個人的には一番初戦に当たりたくない相手だと思っていました。外国人選手特有の当たりの強さや、リーチの長さに慣れるのには、どうしても時間がかかってしまいます。しかもオフシーズン明けの最初の試合という選手がほとんどのはず。どこかヨーロッパの国を相手に、事前の強化試合が組めなかったのでしょうか。


不運も重なり、前半のうちに2失点。経験重視のメンバー選考をした佐々木監督の目録通り、慌てることなく前半のうちに1点返すあたりは流石でしたが・・・


この得点で勢いづいた日本ですが、追加点は決め切ることが出来ず。何度かあった阪口選手のシュートが、一本でもヒットしていればと悔やまれます。逆にオーストラリアのカウンターから失点し万事休す。


結果が全ての最終予選ですが、横山選手のパフォーマンスには驚かされました。この試合で唯一の収穫と言えるでしょう。初戦にして崖っ淵に陥ったなでしこジャパン。「一敗も出来ない」と宮間選手が試合前にコメントしていましたが、負けた時の想定もしていないと、フットサル代表の二の舞になってしまいます。このまま終わるのか、それとも巻き返しを見せてくれるのか、佐々木監督の采配も含めて大いに注目です。


それにしても審判のポジショニング悪過ぎでしょ。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 5.5

名勝負度 5.5

満足度 5

極寒度 7