大会:なでしこリーグ1部 第3節
結果:日テレ・ベレーザ 5-0 岡山湯郷Belle
場所:多摩市立陸上競技場 観衆1191
暑いくらいの気候の中で行われた、なでしこリーグ。ここまで無敗同士の対決とあって、メインスタンドは満席になっていました。ホームの日テレ・ベレーザの組織力と個の力が爆発した、第3節を現地観戦です。
試合は序盤からベレーザが圧倒し、ほとんどの時間を岡山陣内で試合が展開します。強い風下の中、耐える時間が続く岡山でしたが、前半36分に長谷川選手にゴールを決められ失点。前半をなんとかゼロで抑え、風上の後半勝負に出たかった岡山ですが、この先制点が重く響いてしまいました。
ベレーザは長谷川選手の得点を皮切りに、怒濤の5得点。後ろから次々と選手が追い越して行く、厚みのある攻撃を見せれば、田中選手や中里選手など、個の力でも岡山を圧倒。ゴールの形もバリエーション豊富で、全盛期のINACをも上回るような、圧倒的な強さを見せての完勝でした。
一方ほぼノーチャンスで終わった岡山ですが、ベレーザとの差がついたのは、ハリルホジッチ監督が言うところの「デュエル」。競り合いを避けるプレーや、ゴール前でも簡単にプレーさせてしまうなど、「軽さ」が目につきました。そんな中でも一人体を張ってスライディングしていたのは、やはり宮間選手なんですけどね。
これから4年間、大きな国際大会が無くなってしまった日本女子サッカー界。だからこそ日頃のリーグ戦から、世界相手を意識したプレーを見せて欲しいものですね。そのためには、各チームに外国人選手の加入は必須だと思うのですが・・・
試合採点
ハッスル度 5
見応え度 6
名勝負度 4
満足度 5
圧倒度 7
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