大会:JリーグD1 1stステージ第6節
結果:横浜F・マリノス 0-0 浦和レッズ
場所:日産スタジアム 観衆38382
前節、中村俊輔選手のもの凄いフリーキックで勝利を収めた横浜FM。かたやアジアチャンピオンの広州恒大相手に完勝した浦和の対決。首位と4位の上位対決と相まって、試合前の期待感も高かった第6節を現地観戦です。
試合はスローテンポな立ち上がりから、首位の浦和が序所にペースを掴みます。サイドチェンジを上手く使い、関根選手、 宇賀神選手と両サイドからの攻撃も機能していましたが、横浜FMのディフェンス陣も集中していました。
一方、遅攻ではなかなか形の見えない横浜FMの攻撃ですが、速攻ではさすがの迫力を見せます。カウンターで何度も浦和ゴールに迫りましたが、最後の精度やアイデアはいまひとつ。もちろん浦和もそこは十分警戒していましたが、斎藤選手の不在が影響していたことは間違いないでしょう。
しかし、どんなに劣勢な状況でも、フリーキックになれば一気に期待感が広がるのは、横浜FMの強味ですね。優秀なフリーキッカーの重要性を痛感しますが、この日の試合では中村選手が直接狙えるようなチャンスは無く、そのままスコレスドロー決着となりました。
チャンスの数ではイーブンの印象ですが、最後は横浜FMが引き分けに持ち込んだ試合展開と言えるでしょう。両チームにとってもこの引き分けは、悪くない結果かもしれませんが、試合前の期待感を超えるような試合を、見られなかったことは残念でした。
試合採点
ハッスル度 5
見応え度 5
名勝負度 5
満足度 4.5
想定内度 6
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