結果:U-23日本 0-1 U-23イングランド
場所:テレビ観戦
1勝3敗に終わったトゥーロン国際大会。グループリーグ敗退という結果に、スポーツニュースは悲観的な内容が多くなっていましたが、「世界相手でも十分戦えそう」と思ったのが僕の感想でした。
ロンドンオリピック前にもこの大会に参加しましたが、当時は相手FWのパワーやスピードにまったく対抗できず、オーバーエイジで吉田選手と徳永選手を招集した経緯がありました。しかし今回の4試合を通して、ディフェンス陣が崩された場面はほとんど見られず、最強と見られたイングランド相手にも、終始優勢に試合を運ぶことができました。
怪我人続出で、ボランチの喜田選手がセンターバックをやるくらいコマ不足に陥っていますが、オリンピックは18名と狭き門。複数のポジションをこなせるのは必須ですから、良いシミュレーションになったのは間違いないでしょう。
ハードスケジュールでフル稼働になってしまった、植田選手の消耗は気になるところ。今怪我されて一番困るのが植田選手ですからね。4試合を通して守備は安定し、攻撃面でも全ての試合でシュート数を上回っていました。それでも結果は1勝3敗。解説の早野さんもコメントしていましたが、やはり課題は「ゴール前での精度」になってくるでしょう。
何度もバーを叩いた野津田選手など不運もありましたが、日本の全ての世代が「決定力不足」なのはなぜなのでしょうか?
この大会での課題をもとに、いよいよオリンピックモード突入です。オーバーエージが誰になるのか気になるところですが、それよりもっと気になるのが怪我人の回復具合。このチームの得点源だった、中島選手や鈴木武蔵選手ははたして間に合うのでしょうか・・・
試合採点
ハッスル度 5.5
見応え度 6
名勝負度 6
満足度 5.5
野戦病院度 8
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