結果：日本 ４－５ ナイジェリア
場所：テレビ観戦
「ナイジェリア戦を取るか取らないかで、メダルを取れるか取れないかを占える」とコメントしていた手倉森監督。どんな大会でも「初戦が全て」なのは分かりきっているだけに、この試合の入り方は実に悔やまれるものになってしまいました。
なんと今日現地入りしたというナイジェリア。しかしいざ試合に入れば、チームのゴタゴタなど吹き飛ばすほどの、圧倒的な身体能力を見せつけます。日本のディフェンダー二人掛かりでもあっけなく突破され、試合開始６分で失点。
結局この日４得点を決めたエテボ選手も凄かったですが、トップに入っていたウマル選手はそれ以上の怪物ぶりでした。日本もすぐさま追いつくなど、大舞台らしからぬ打ち合いの展開に。それでもこの日の日本はミスが多すぎました。初戦の緊張感もあるでしょうが、馴れないフォーメーションでスタートしたことも理由の一つにあるでしょう。
個人的に注目していた正キーパー争いも、中村選手ではなく櫛引選手が先発。残念ながらこの日の手倉森監督の采配は、吉とは出ませんでした。しかし、浅野選手の３点目、鈴木武蔵選手の４点目はお見事。今後に繋がる攻撃の形を見せてくれましたが、５失点していては勝負になりませんね。
それでもオリンピックらしからぬ大量点の試合は見応え十分。現地ブラジル人のお客さんにも、喜んでもらえたのではないでしょうか。手倉森監督の事前のコメントからすると、これでメダル獲得は無くなってしまいました。初戦を落としてそこから巻き返した日本代表を、女子も含めて見た事がありません。手倉森ジャパンは初めてそのジンクスを覆すことが出来るチームでしょうか？ 全ては次のコロンビア戦にかかっています。
試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 7
名勝負度 6
満足度 6.5
らしからぬ度 8
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