結果:日テレ・ベレーザ 4-0 浦和レッズL
場所:柏の葉公園総合競技場 観衆1557
8月とは思えないほどの寒さの中でのカップ戦準決勝。会場は柏の葉公園総合競技場、もう一試合は三木総合防災公園陸上競技場と中立地での開催でした。なぜこの二カ所が選ばれたかは不明ですが、女子サッカーこそサッカー専用スタジムにこだわるべき。まぁ決勝の西が丘のような、ちょうど良いサイズの専用スタジアムがなかなか無いのも事実なのですが・・・
準決勝はベレーザと浦和のライバル対決。このカードはその時のチーム状況にかかわらず、毎回拮抗した試合を繰り広げています。とはいえ、面白い試合になるかは浦和次第。特に先制点は絶対に与えたくない浦和でしたが、あまりにも残念な形での失点を許してしまいました。
後半8分には籾木選手がドリブルからのゴラッソゴール。この得点により、のびのびとプレーをするベレーザをもう止めることは出来ません。連動した攻撃力はもちろん、ベレーザの強さの秘密はそのディフェンス力。代表経験者が揃う守備陣相手に、浦和はほとんど何もさせてもらえませんでした。
特に岩清水選手はいまだに国内ナンバー1ディフェンダーだと思っています。この試合でも相手フォワードを空中戦でも地上戦でも完全制圧。代表に呼ばれない理由がわかりませんが、必ず必要とされる時が来るのではないでしょうか。
準決勝ながら、ベレーザの強さだけが際立った試合となってしまいました。数年前はINACが強すぎて面白くないという話題もありましたが、今のベレーザはそれ以上の一強状態にあるように思います。育成年代から若い選手を起用して、今のチームを作り上げた森監督は、もっと評価されてもいいと思いますけどね。
試合採点
ハッスル度 5
見応え度 5.5
名勝負度 4
満足度 5
鉄壁度 7
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