ガンバ大阪 vs 浦和レッズ

大会:YBCルヴァンカップ 決勝

結果:ガンバ大阪 1-1(PK4-5) 浦和レッズ

場所:埼玉スタジアム2002 観衆51248


つい2週間前に対戦したばかりのこのカード。その時は4-0と結果内容ともに浦和の圧勝でしたが、逆に大敗したことでG大阪はリベンジに燃えていることでしょう。天気も最高! ナショナルダービーとなったルヴァンカップ決勝を現地観戦です。


浦和がボールを支配して、G大阪はカウンターを狙います。前回の対戦で大活躍を見せた駒井選手はベンチスタートで、得意のサイドからなかなかチャンスを作れない浦和。逆に前回一発レッドをもらったアデミウソン選手が、独走からの見事な先制点。


この得点以外でも良いプレーを見せていただけに、早めの交代はこの試合の鍵となったでしょうか。後半に入ると攻勢を強める浦和。駒井選手も投入され、サイド攻撃も活性化されますが、この日のG大阪は中央が厚かった。


サイドを割られても中ではやらせない集中力。特に井手口選手と今野選手のディフェンスはお見事でした。しかし後半31分、投入直後の李選手がコーナーから合わせて同点。この時間帯から両チームとも疲労の色が見てとれ、延長戦では選手の消耗が痛々しいくらいでした。


延長後半ラスト、呉屋選手のシュートがゴールライン上を転がっていき、運も浦和の味方に。このタイトル獲得で、一番喜んでいるのはペトロヴィッチ監督かもしれませんね。


やはり決勝戦らしい固い内容でしたが、ファイナル特有の雰囲気と緊張感のある試合は楽しめました。遠藤選手のPKの場面、「We are REDS」の大合唱がもの凄かったのですが、その中で平然と決める遠藤選手に、あらためて驚いてしまいました。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 6.5

名勝負度 6.5

満足度 6.5

消耗戦度 7