ヴィアティン三重 vs FC今治

大会:全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2016

結果:ヴィアティン三重 0-3 FC今治

場所:ゼットエーオリプリスタジアム 観衆747


今一番気になるクラブと言えばFC今治。理由は岡田さんがオーナーだからではなく、吉武監督だから。このブログで何度も書いていますが、今まで一番面白いサッカーを見せてくれた日本人監督が、吉武監督なのです。


その吉武サッカーをようやく現地観戦。しかしその内容は、U-17で見たスピーディーで連動したポゼッションサッカーには、及ばないものでした。パスサッカーではあるものの、連携連動が物足りません。得点もセットプレーとシュートがディフェンダーに当たったラッキーなもの。流れの中からパスワークで崩すようなシーンはなかなか見られませんでした。


地域決勝大会という今治にとっては大一番。内容よりも勝負にこだわったサッカーは当然と言えば当然。まぁこの試合を見た人で、物足りなさを感じているのは僕だけかもしれませんが、それくらいU-17での吉武サッカーはインパクト絶大だったのです。


今治のJFL昇格によって、来年からは観戦できる機会も増えそうです。「結果と内容にもこだわるサッカー」と語っていた岡田さん。日本人の特性を生かすパスサッカーを目指しているのも大いに期待。ハリルホジッチ監督と逆を行っているのも興味深いですね。


ちなみにこの試合でもベンチ入りしていた岡田さん。寄せが甘く簡単にシュートを打たれた場面では、凄い剣幕で怒っていましたが、端から見ると監督が2人いるよう。選手はやりにくくないですかね?


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 6

名勝負度 5.5

満足度 6

ダブル監督度 6