大会:FIFAクラブワールドカップジャパン 2016 決勝
結果:レアル・マドリード 4-2 鹿島アントラーズ
場所:テレビ観戦
この禁断のカードが決まった時は、楽しみよりも心配になったのが正直なところ。南米との対戦を楽しみにしていた世界中の人達に、決勝戦にふさわしい試合を見せられるか。
そしてその心配を、遥かに超える試合を見せてくれた鹿島の選手達。試合途中からは、相手がレアルだということを忘れそうになるくらい、ヨーロッパ王者を追い詰めました。
柴崎の選手の2ゴール、昌子選手とロナウド選手のマッチアップ、曽ヶ端選手のスーパーセーブと、震えるようなシーンの連続。何より真っ向勝負を挑んで、「勝てるかもしれない」と、夢を見せてくれた試合でした。
さすがに延長戦では突き放されましたが、相手はあのレアル・マドリード。延長戦を戦うこと自体が信じられないのです。負けて「悔しい」と感じるのも、それだけ相手を追い詰めたから。負け方も美しく散った鹿島でした。
あの審判のジャッジが無ければなお良かったですが、チャンピオンズリーグ決勝よりも、面白い試合を見せてくれた鹿島にただただ拍手。選手入場時、鹿島とレアルの選手が並んだ時には、僕でさえ鳥肌が立ちましたから、鹿島サポーターはどんな気持ちだったのでしょうね。
試合採点
ハッスル度 9
見応え度 10
名勝負度 7
満足度 9
夢を見れた度 10
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