FC東京 vs 川崎フロンターレ

大会:天皇杯 準々決勝

結果:FC東京 1-2 川崎フロンターレ

場所:味の素スタジアム 観衆29378


天皇杯準々決勝は多摩川クラシコということもあり、味スタには3万人近い観衆。ただ12月のナイター観戦はとんでもない寒さです。


試合は20分に大久保選手、28分にエウシーニョ選手が得点を決めて、終始川崎ペース。東京は中島選手のプレーぶりが目立ちましたが、決定的な場面は作れません。このまま波乱なく試合が終わりそうな予感がした87分。川崎の三好選手が左サイドをドリブルで仕掛け、そのままシュート。ゴールにはならなかったものの、川崎サポーターは盛り上がった瞬間でした。


しかしこの場面、今が旬の鹿島だったらどうしたでしょうか。想像出来るのは、時間を使うプレー、試合を終わらすプレー。案の定アディショナルタイムに1点返されバタバタしてしまいます。


攻撃的なスタイルが魅力の川崎サッカー。しかしタイトルに一歩届かない理由もここにあるように見えます。風間体制でタイトルを取る最後のチャンス。イケイケドンドンだけでなく、大人の試合運びが出来るか、鍵になる気がします。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 5.5

名勝負度 5.5

満足度 6

大人の試合運び度 5