大会:皇后杯 決勝
結果:アルビレックス新潟L 0-0(PK4-5) INAC神戸レオネッサ
場所:フクダ電子アリーナ 観衆5329
皇后杯決勝は昨年と同じカード。ただ昨年は澤選手の引退試合の一面もあり、スタジアム中の期待は澤選手のゴール。最も割を食ってしまったのが対戦相手の新潟でした。「今年こそは」と気合いが入るのはサポーターも同じ。いざとなれば大挙して押し寄せられるのはJクラブの強みですね。
試合は120分を戦ってスコアレスドロー。現地観戦で一番出会いたくないスコアなのですが、0-0でも面白い試合はあります。今日の試合はまさにそれ。お互いにビッグチャンスを作り、ゴール前での攻防も多かったスリリングな試合展開。PK戦も含めて、あれだけポストに当たる試合も珍しいですけどね。
白熱のPK戦を制したのはINAC。守屋選手や杉田選手、U-20を経て一回り成長したプレーを披露。スタメンの顔ぶれも変わり、新時代の予感も感じさせたINACでした。またしても一歩及ばなかったのは新潟。中村選手を中心に、ディフェンスでは目を見張るようなプレーの連続。しかし攻撃では「誰が点を取るのか」が見えてこなかったのは残念。
それでもあれだけ頑張っていたら、僕でも「勝たせてあげたかった」と思ってしまいますよ。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 7
名勝負度 6.5
満足度 7
0-0でも面白い度 7
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