大会:V・プレミアリーグ グランドファイナル
結果:NECレッドロケッツ 3-2 久光製薬スプリングス
場所:東京体育館 観衆6900
今シーズンから2試合制になったグランドファイナル。第1戦はフルセットの末にNECの先勝。両チームの応援団も大勢駆けつけ、2階席まで超満員の中での試合となりました。
ファイナルらしく気合いの入った両チーム。ミスが少なくハイレベルな展開で、1セットごとにどちらが勝つかまったくわからない白熱の攻防。ただ勢いではわずかにNECの優先。
近江選手やニコロバ選手の得点力も強力でしたが、やはりチームに勢いをもたらしたのは古賀選手の活躍。バックアタックやブロックまで決めるなど、エースの風格も漂いはじめた20歳。木村選手引退の年の活躍に、千代の富士と貴乃花の関係にもだぶって見えるほど。これからの日本を引っ張る選手になってもらいたいですね。
一方の久光製薬は長岡選手の離脱が響きました。石井選手や野本選手の奮闘も見られましたが、やはりエース不在の影響は少なくないでしょう。それでもフルセットまで見せてくれるあたりは流石。初のゴールデンセットも見てみたい気もしましたが、レギュラーシーズン1位のNECの優勝。ハッピーエンドで幕を閉じた今年のVリーグでした。
試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 7
名勝負度 7
満足度 7
頂上決戦度 7
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