東海大学菅生高等学校 vs 早稲田実業学校

大会:第99回全国高等学校野球選手権大会 西東京大会 決勝

結果:東海大菅生 6-2 早稲田実

場所:神宮球場


清宮フィーバーでチケット完売の西東京大会決勝。もちろん多くの人達は、清宮選手の活躍を見に来たでしょうし、早実の優勝を期待していたのではないでしょうか。


しかし、そんな空気を反骨心に変えた東海大菅生の選手達。簡単な送りバントはせず、三盗も果敢に狙う強気な攻撃。硬さの目立つ早実とは対照的に、チャレンジャー精神溢れる東海大。


応援席の熱量でも、早実を圧倒していました。そんな東海大菅生の気迫に押される形となった早実。6失点のほとんどはミスがらみ。同じようなミスが繰り返されたのも残念でしたが、やはり東海大菅生のプレッシャーが勝っていたのでしょうね。


清宮選手の前に、ランナーを出せなかった早実。「チャンスで打てるか」の前に、「チャンスで回ってくるか」もスター選手の資質だったりもして。まぁ打席に立った時の期待感は物凄いですけどね。


そんなわけで 西東京代表は東海大菅生。投球間隔が早く、回が終わればダッシュでベンチへ。試合がトントン拍子に進むのは高校野球の素晴らしいところ。プロ野球が見習って欲しい所なのです。


試合採点

ハッスル度 5.5

見応え度 5.5

名勝負度 5

満足度 5.5

反骨心度 7