大会:2017 Tournament of Nations
結果:日本 2-4 オーストラリア
場所:テレビ観戦
ブラジルやアメリカよりも、注目だったオーストラリア戦。成長著しいアジアのライバルに対して、日本の現在地を測れる絶好の相手。ただ選手や監督にその意識があったのかは不明。少なくとも今日のスタメンをテストするならば、ブラジル戦のほうだったと思いますけどね。
日本が高さやパワー、スピードで対抗出来る国など一つもないわけで。だからこそパスワークや組織力が日本の生命線。しかし、その組織的なサッカーを海外のチームにやられてしまっては、これだけの差を付けられるのはある種当然。
プレッシングが厳しいのであれば、玉離れを早くする、ボールスピードを早くする。そういった改善が一向に見られないのが残念。試合の中での「修正力」。ワールドカップ優勝メンバーとの、大きな違いのように見えるのです。
つい2年前まで完勝していた相手に、あっという間に追い抜かれたショッキングな敗戦。オーストラリアが進化しているのに対して、日本は退化してるようにすら見えてしまうほど。まだまだ「我慢」の時期なのは間違いないですが、開花する兆しが見られないのは辛いもの。
浦和レッズならサポーターに問いつめられ、ハリルホジッチ監督なら進退問題に発展するくらい内容の悪い試合。そういう「厳しい目」が少なくなっているのも、高倉ジャパンが伸び悩んでいる要因なのかも。
試合採点
ハッスル度 4
見応え度 4.5
名勝負度 4.5
満足度 4
修正力度 4
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